ホームヘルパーの働き方で、気になるのが休みが思うように取れないのでは、ということである。
自らの風邪や腹痛などの体調不良はもとより、家族の看護などのために休むこともままならないという現状があるのだ。
このような現状を生んでしまっているのは、他でもない人手不足の問題があることはいうまでもない。
高齢者の増加に伴い全国各地でグループホームやケアハウス、老人ホームなどの介護施設のオープンが相次いでいる。
当然ながら、施設の運営を行うためにはホームヘルパーやケアマネージャーなどの介護スタッフが必要だ。
24時間365日の体制の介護施設であれば、できる限り多くのスタッフを抱えておきたいといえるだろう。
しかしながら、現実では思うように人手が確保できずにギリギリの運営を余儀なくされる施設も中にはあるようだ。
そんな中、スタッフに休まれてしまっては困るというのが、施設運営者の本音ではないだろうか。
スタッフが思うように休めないという状況を打開するためには、パートやアルバイトなどのスタッフも確保しておくべきである。
子育て中の主婦を雇い入れることも一つの有効手段と考えられるため、短い時間でもホームヘルパーとして活躍できるのだ。
政府が推奨する働き方改革の影響もあり、従前以上に働き方が多様化しているのも事実だ。
運営者やマネージャーは、常にスタッフの欠員が出た時の対処方法を考えているため、ブランクのある主婦の方は働けるチャンスかもしれない。